従業員の副業、どこまで許可する? 和歌山の中小企業向け「副業規定」の作り方 -

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従業員の副業、どこまで許可する? 和歌山の中小企業向け「副業規定」の作り方

2026.08.19 コラム
和歌山の中小企業向け「副業規定」の作り方

和歌山の中小企業向け「副業規定」の作り方

社会保険労務士法人ワンステップでは、和歌山・奈良・阪南を中心に労務相談、給与計算・社会保険手続き代行、就業規則作成、勤怠管理システム導入、助成金の提案など、人事労務分野の各テーマ別ノウハウに基づいてご支援をさせていただくことが可能です。上記テーマ等でお困りの会社様は、是非一度当法人にご相談ください。

1. 副業が注目される背景

いつもご覧いただきありがとうございます。
社会保険労務士法人ワンステップです。

最近、「社員が副業を始めたいと言ってきた」「どこまで許可すべき?」
という相談が増えています。

政府が副業・兼業を推進する中、和歌山の中小企業も無関係ではありません。
今回は、副業を認める際に企業が押さえておくべきポイントと、
トラブルを防ぐための「副業規定の作り方」を解説します。

厚生労働省は「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を公表し、
企業に対して“原則容認”の姿勢を求めています。

📄【参考】厚生労働省|副業・兼業の促進に関するガイドライン

副業を認めることで、

  • 従業員のスキルアップ

  • 離職防止・モチベーション向上

  • 新しいビジネスアイデアの創出

といったメリットがあります。

2. 放任は危険

「副業OK」にしたものの、
次のようなトラブルが起きるケースが実際にあります。

  • 本業に支障(遅刻・欠勤・疲労)

  • 情報漏えい・競合他社への勤務

  • 労働時間の通算(労基法違反リスク)

特に和歌山県内の中小企業では、少人数体制での運営が多く、
副業による本業パフォーマンス低下や秘密保持違反が致命的になることも。

3. 「副業規定」を整備しておく理由

副業を禁止・制限する場合でも、
就業規則に明記していなければ無効になる可能性があります。

明文化することで👇

  • どのような副業なら許可できるか

  • 申請・報告の手順

  • 禁止事項(競合・情報漏えい・会社資産の利用など)

を明確にできます。

4. 副業規定づくりのポイント

① 副業の定義を明確にする

「他社での雇用」「自営業」「フリーランス業務」など、
どの行為を副業とみなすのかを具体的に。

② 許可制・届出制を導入

原則は申請書による許可制にし、
勤務時間・内容・勤務先を確認できるようにします。

③ 本業への支障禁止を明記

本業への悪影響(遅刻・疲労・機密情報漏えいなど)は禁止と明文化。

④ 時間外労働の通算に注意

労働基準法第38条により、
複数事業場での労働時間は通算されます。
他社勤務を把握していないと、法定時間超過・割増賃金未払いのリスクに。

5. 実際の就業規則への書き方(例)

【副業・兼業】
第○条 従業員は、会社の業務に支障がない範囲で副業・兼業を行うことができる。
2 副業・兼業を希望する者は、事前に会社へ届出を行い、承認を得なければならない。
3 次の各号に該当する副業は認めない。
 (1)会社の信用を損なうおそれのあるもの
 (2)会社と競合する事業
 (3)過重労働・健康を害するおそれのあるもの

6. 社会保険労務士法人ワンステップに相談するメリット

社会保険労務士法人ワンステップ(和歌山県和歌山市)では、

  • 副業規定の新設・改定サポート

  • 申請書・誓約書などの運用書式を提供

  • 労働時間通算・安全配慮義務への対応アドバイス

  • 和歌山・奈良・大阪エリアの中小企業支援実績多数

「副業を禁止したいわけじゃないけど、リスクは避けたい」
そんな経営者の方をしっかりサポートします。

お問い合わせはこちらから

7. まとめ

副業を認めるかどうかは「会社の裁量」ですが、
ルールを整備せずに容認するのは危険です。

今のうちに

  • 副業の定義・手続きルールの明確化

  • 就業規則の改定

  • 労働時間管理の確認

を行い、トラブルを防ぎながら柔軟な働き方を実現しましょう。

参考リンク

👉 副業・兼業の促進に関するガイドライン
👉 モデル就業規則(副業・兼業対応版)

労務問題対策には専門家の支援を

当法人では、企業様に顧問社労士契約を推奨しております。労務・手続き・助成金に強い顧問社労士をつけることで、労務問題を迅速に解決するだけでなく、給与計算や諸手続きにかかる総務部門の間接コストを削減することができ、経営に専念できる環境を整備出来ます。その他にも受給できる助成金の提案・申請代行や各種研修の実施・最新情報提供など、様々なメリットがあります。 詳しくは、【サービス紹介】をご覧ください。

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執筆者情報
社会保険労務士法人ワンステップ 代表社員 社会保険労務士 千田佳昭
保有資格社会保険労務士 行政書士
専門分野助成金申請サポート 人事労務サポート
一言当法人は2005年に創業し、その後2019年に社会保険労務士法人ワンステップへと法人化しました。創業から20年を超えても一貫して「人事労務の手続きサポート・助成金の積極提案」を主軸に取り組んできました。 人事労務のサポートを通じてより良い企業づくりと、それを通じた地域の発展を支援することが当法人の役割です。お客様のため、地域のために何ができるか日々研究し、実践しています。 お困り事があれば、まずはお電話やメール等でお気軽にお問い合わせください。
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